医師国家試験の受かり方④
④ 本番は、設問者の意図を汲んでキャッチボールをすること
ここからは、本番実際に問題を解くことに焦点を当てます。
この④のテーマが特に重要になると思います。
模試などで間違えた問題に対して、なぜ間違えたのかを分析すると思うのですが、
「単に知識や考え方が分からなかった」という問題もあれば、
「知ってたはずなのに、なぜか間違えた」
「問題の意図を取り違えた」
なんていう問題も出てきます。
国家試験本番、知識や考え方は大体みんなが完璧に近い形にしてきますから、差がつくのはむしろ出題者の意図を汲めるかどうかだったりします。
出題者の意図を汲めるかどうかは、
1つは勉強すること。①〜③で言及したことをしっかりとやること。理想は、その問題を作った先生の専門科の背景が想像できるようにすること。
2つ目は、いわゆる国語力。漠然とした言い方になりますが、皆様が通ってきたセンター試験国語を解く時に使ってきた“あの”力です。これに関しては、過去問や模試を意識しながら解くしかないですが、1つ目の「勉強すること」が進むのと比例しておそらくついてきます。国試の日が来るまでに気づけたらラッキーですね。センター通ってきた皆様ならば大丈夫です(もちろん、知識があることがこの力に気づく大前提です。)
(編集:りゅ)