医師国家試験の受かり方①
①臓器別の学習を2周以上すること。
ここで強調したいのは、とにかく同じ内容を2周することです。
国家試験は範囲が広い、ゆえに、どれだけ頭のいい医学部生でも1周で全てを覚えることは無理です。しかし、確実に2周すれば、医学部生ならば大体のことを覚えることができます。次のブログの②では年度別について書きますが、それも合わせれば、よく出る内容については3周も4周もしたことになります。
国試に出る内容の半分以上はその3周も4周もした問題になりますので、そういう意味でもとにかく繰り返しが大事です。
もちろん、一周やってみて確実に大丈夫でしょ、完璧でしょ、という内容・問題については、あえて2周する必要はありませんが。
用いる媒体は、自分の信じたものであればなんでもいいでしょう。私は5年の時はMECの臓器別講座を見ていましたが、6年からはQBを始めて、必修問題以外はすべて2周回しました。medu4やTECOM、あるいはQ-Assistなどを用いてもいいと思います。とにかく全体を体系的にできる媒体であればいいです。体系的に、というのは、いわゆる臓器別(あるいは公衆衛生)に、さらにその中でもあらゆる引き出しをつくって、取り出せるようにすることです。なかなか身につかないところは、自分なりに表やフローチャートでまとめてもいいと思います。
とにかく2周以上して、整理された確実な知識や考え方を身につけましょう。
一番時間をかけるべきところでしょう。
(編集:りゅ)